【ゲーミングヘッドセット SADES SA902 レビュー】立ち上がりが良くメリハリ感がある引き締まった音。衝撃度の高い低域が迫力あるゲーミング体験を提供する

SADES SA902 ゲーミングヘッドセット 7.1サラウンドサウンドステレオプロPCのUSBゲーミングヘッドセットマイク深みのある低音とヘッドバンドヘッドフォンオーバーイヤーPCゲーマーのためのボリュームコントロール LEDライト(ホワイト)

音質だけで言えば、かなりおすすめ。

軽量プラスチックのフレーム構造でシンプルなデザインのゲーミングヘッドセット。 フレームには一定の柔軟さがあり圧迫感はないが、可動部は多くない構造で付け心地は普通。 遮音性もそれほど高くなく、音漏れもそれなり。

【1】外観・インターフェース・付属品

付属品はマニュアルとソフトウェアCD-ROM。 マニュアル文面は英語と中国語で日本語には対応していない。

USB入出力専用。 USBケーブルはナイロン編み込みで丈夫だが軽めで邪魔になりにくい。 ケーブル中途にボリュームコントロールとマイクON/OFF、ミュートON/OFFつきのコントロールパネルがある。

【2】音質

※このヘッドセットは付属ソフトウェアで音質を変更可能ですが、ここでは標準的なHi-Fiモードを基準としてレビューします。

価格的にはエントリークラスに近いが、実力はかなりのもの。 というよりワンランク上のミドルクラスに匹敵する迫力がある。

全体的な傾向としてはドンシャリといえるだろう。

ややサ行に刺さりが出やすいところがあるが、かなり躍動感とメリハリ、アタック感のある音で鮮やかさも強い。 エネルギッシュな低域に支えられ、高域は明るく全体として温度感のある元気な曲に感じられる。 全体として聴き応えがあり、粒感もあって音楽再生でも価格以上のレベルがあるように思う。

[高音]:キラキラ感と透明感があり、のびやかさもあって非常に聴き応えがある。曲によってはサ行にやや刺さりが出る(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:張り出しと奥行き感があり、かなり円弧を描く広い表現。ピアノはとくに綺麗に思うが、ギターの音にも鮮やかさがあり、アコースティックな曲は活き活きしている。一方でエレキの表現は少し単調に思うところがある。

[低音]:低域の振動は全体的に強め。100hz~60hzまで比較的素直な振動。50hz~30hzは振動が強くなり存在感が増す。これがドラムにものすごい張りを与えていて、地鳴り感は異様に強く迫力あり。バシンバシンと音圧の感じられるエネルギッシュな表現は圧巻(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:突き抜け感のある高めの天井、円弧状の中域、深い低域。全体として球状の広さが感じられる(petit milady「azurite」、分島花音「world’s end, girl’s londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラム優位。シンバルなど中域以上のパーカッションはかなりさっぱりした音。それに対し、ドラムは躍動感とアタック感に満ちて生命的で、強いエネルギーを感じる。一般にドラム優位だと落ち着いて感じやすいが、このヘッドセットのドラムは活きが良くて音場を躍動させて主導するので安定感という言葉から想像される穏やかさとは無縁の元気な音(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:高域は抜けが良く、のびやかさと透明感があって明るい。どちらかといえば女性ボーカルに妙味がある気がする。

【3】ゲーミング体験

低域が地鳴りを作るので、効果音に重みと衝撃があり、足場の音が広さを演出する。 ナレーションはややエコー感が出やすいところがあるのと、左右の張り出しがかなり近く、少しざわつく感じがあるのだけ好みを分けるところがあるかも知れない。

緻密な音の表現が緻密さを維持したまま左右の広さと方向感を持って出るので没入感は高い。

金属音や打撃音に重みがあり、反響感も生々しく、オープンワールド系からホラーゲームにいたるまで比較的万能に楽しめる。

反面聞き疲れしやすいところはある。

【4】マイク

クリアで聴きやすい。 自分の想像する声に近く、あたたかみもあって聞きやすく優しい声になる。 コンデンサマイクっぽい音。 キーボード打鍵音、マウスのクリック音もクリアにメリハリをつけて入力され、明確に聞こえる。

【5】付属ソフトウェア

付属ソフトウェアはイコライザーやエフェクターも備えたかなり本格的なもの。 基本プリセットとして「Hi-Fiモード」「ムービーモード」「音楽モード」がある。 Hi-Fiモードが標準で、ムービーモードはそれにリバーブがかかって奥行き感が強くなり、音楽モードはさらに奥行き感が出てライブハウスのような音になる。

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【6】総評

音質面ではヘッドホン、マイクともにかなりレベルが高い気がする。

少なくともエントリークラスの価格で売られているにしては贅沢さが感じられ、満足度は高い。没入感が高く、迫力のある音でバトル系のゲームでは文句なく衝撃度の高い効果音に興奮できる。

一方でフレーム構造は非常にシンプルで、付け心地面での工夫は少なく、聞き疲れしやすい音とも相まって長時間プレイ向きとはいえないところがある。

全体として作りも音も大味といえばわかりやすいだろうか。 そういった意味ではライトゲーマー向きといえるかもしれない。

SADES SA902 ゲーミングヘッドセット 7.1サラウンドサウンドステレオプロPCのUSBゲーミングヘッドセットマイク深みのある低音とヘッドバンドヘッドフォンオーバーイヤーPCゲーマーのためのボリュームコントロール LEDライト(ホワイト)


【ゲーミングヘッドセット SADES SA902 レビュー】立ち上がりが良くメリハリ感がある引き締まった音。衝撃度の高い低域が迫力あるゲーミング体験を提供する

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