【カナル型イヤホン Audiosharp AS1521 レビュー】低価格ではパフォーマンスの良さを感じる聞きやすい音

Audiosharpイヤホン カナル型 全方位型マイク クリアサウンド シルバー

 カナル型の低価格イヤホン。角度のつけられたイヤーピースが耳穴にしっかり挿入される構造で装着感は良い。そのせいか遮音性は高めだが、音漏れは結構ある。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品は携行用のケースとイヤーピースの替え。低価格帯イヤホンにしては化粧箱入りで少し高級感がある。細い丸形ケーブルでタッチノイズあり。

 

【2】音質

 音像は明瞭で刺さりは感じられず、聞きやすい音。低域も弾みがあって左右の方向感もあり、ほどよい緻密さもある。比較的フラットに近い印象だ。

 

[高音]:高域は少し荒れる感じがあるが、透明感が強くのびやかさもある(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)
[中音]:左右の方向感はよくでていて、音は緻密。奥行きもあるが、比較的前面に密度を作る表現。
[低音]:100hz~80hzくらいまではややぼんやりした音だが、70~30hzにかけて締まりながら減衰する音。ドラムはそのせいか少し暖かめでぼんやりしたところはあるが、床面ははっきりしている(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)
[解像度・立体感]:低域が作るしっかりした床面の上に左右に広い音場(petit milady「azurite」、分島花音「world’s end, girl’s londo」でテスト)
[パーカッション・リズム]:アタック感よりは音場を支える安定感のある表現(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)
[ボーカル傾向]:全体としてのびやかさがある。中域は肉厚さも感じられ、高域もそこそこの高さがある。

【3】官能性

 Claris「reunion」はクラブミュージック風で緻密な音響表現が味わい深い。このイヤホンだと、そこそこ存在感のある低音が地平を作る上に密度の高い音楽が展開されるので比較的満足度は高い。

 奥華子「変わらないもの」は透明感と伸びが強いボーカルが特徴だが、このイヤホンでは少し高域で割れる印象がある。またピアノの鮮やかさも少し足りない気がするが、反面ボーカルは前述の高域でやや割れる以外はのびやかで透明感があり、きれい。

 「響け!ユーフォニアム」劇中曲「三日月の舞(麗奈 トランペットソロ Ver.)」は金管楽器の吹き鳴らし感に彩りがある。中盤のソロ部分でものびやかさと空気の振動感はうまく出ていて、この価格帯では比較的情感が出ているように思う。ただやはり音が多くなると音割れするところがあり、少し気になる。

 

【4】総評

 低価格帯のイヤホンとしてはかなり音質は良く、コスパの良さを感じられる。ただ値段相応のところもあり、高域や震える音が多い曲では音割れを感じやすい。この音割れは音量を下げることで落ち着く。

 全体として聞きやすく、それなりに鮮やかさのある音で低価格帯では比較的万能に聞ける品質のように思う。

 

Audiosharpイヤホン カナル型 全方位型マイク クリアサウンド シルバー


【カナル型イヤホン Audiosharp AS1521 レビュー】低価格ではパフォーマンスの良さを感じる聞きやすい音

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