【ワイヤレスイヤホン HAVIT H914BT レビュー】ブーミーな低域と透明な高域の音圧重視なドンシャリホン

Havit 軽量ワイヤレススポーツヘッドセット スポーツタイプ Bluetooth内臓 ブルー HV-914BT

 

 スポーツタイプのBluetoothワイヤレスイヤホン。遮音性は高めで没入感はあり、音漏れも小さめ。また通信性能はそれほど良くなく、遅延は大きめなので動画鑑賞にはややズレを感じ、不自然な途絶もやや多い。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル。平形コードのタッチノイズは目立つほど大きくはない。

 

【2】音質

 まず気づくのはブーミーで肉厚な低域。そして透明でのびやかな高域。典型的なドンシャリの味付けに思うが、音圧があって立ち上がりも悪くない。大味だが豪華さも感じられる音で味付けは個人的に好み。

 

[高音]:透明でのびやかさのある音で抜けも良い。ただ天井感はある(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:低域と高域が自己主張が強いせいか、奥まっていて広さを演出しているおとなしめの印象。

[低音]:ブンブン唸るブーミーサウンド。100hz~20hzまでブンブンという振動感が消えずにしっかり聞こえる。そのせいかかなり厚みを感じ、存在感がある。地鳴り感も強い(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:高域と低域が近めに聞こえ、中域が奥まったような逆かまぼこ型に奥行きが感じられる(petit milady「azurite」、分島花音「world’s end, girl’s londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラム重視の下方向を感じるやや安定的に感じるサウンド。(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:厚みと伸びやかさを感じやすい。高域では抜けが良い。

 

【3】官能性

 nano.RIPE「月花」は低域ドラムの存在感が安定的な音を刻み、ベースが叙情的に混ざる。そのベースラインの上をボーカルが月明かりのように優しく伸びやかになでていく。下方向が強く意識されるのでそこから月を見上げる雰囲気が感じられる。

 多田葵「灼け落ちない翼」は低域が足場をしっかり作る上にのびやかなボーカルが響いていく。中域は奥まって広さを感じさせる。ボーカルが楽器に囲まれていると言うよりはややさびしめな雰囲気が出るが、曲調に合っている気がする。サビでは元気よく低域が鳴ってくるので元気さが出て、ギャップがあって力強さが感じられる。

 Choucho「空とキミのメッセージ」は低域と奥まる中域が水平線をしっかり意識させる上にボーカルがのびやかに自由に歌い上げて、明るく自由な曲調になっていて楽しい。

 

【4】総評

 ブーミーな低域とのびやかな高域が奏でるドンシャリサウンドは迫力も感じやすく、大味でわかりやすい。一方でややピアノの音に鮮やかさが足りないように感じられたり、クラブサウンドでは低域が強く緻密な音が引きがちでやや弱い気がする。

 また気になるのは通信遅延や途絶。ちょっと顔を揺らしただけでかなりブツブツくるところがあるので、スポーツ用途ということを考えるとここは減点ポイントではないだろうか。

 

Havit 軽量ワイヤレススポーツヘッドセット スポーツタイプ Bluetooth内臓 ブルー HV-914BT


【ワイヤレスイヤホン HAVIT H914BT レビュー】ブーミーな低域と透明な高域の音圧重視なドンシャリホン

広告