【カナル型 MUCHER MS-KD8 レビュー】豊かでたおやかな音色。丸みのあるきれいな音で密度も高め。これはおすすめ

MUCHER MS-KD8

MUCHER カナルイヤホン セミオープン 金属製 マイク付きヘッドホン  リモコン付き 通話 シルバー MS-KD8

 

おすすめ度((おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。))

MUCHER MS-KD8

ASIN

B01CBFFOF2

 シルクハットのような形のハウジングが特徴のカナル型イヤホン。イヤーピースの密着度は高く、装着性は高く、遮音性も高め。音漏れは少しある。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はキャリイングケースとイヤーピースの替えが付属する。細めのケーブルにはタッチノイズが少しある。

MUCHER MS-KD8

 

【2】音質

 密度と量感のある肉厚なサウンドで、ボーカルに精彩がある。丸みがあってなめらかな音でリニアな雰囲気で低域から高域までシームレスにきれいに動き、抜ける。空間的には密度が高く、近めのボーカルの周囲に楽器音が密集する傾向にある。

 

[高音]:丸みがあってのびやか。突き抜け感も良好。息感もそれなりに出ている(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:ピアノの音もきれいで鮮やか。ボーカルを包み込む。
[低音]:ほどよく厚みがある。80hz~60hzがとくにブーミーで70hzにピーク。ドラムは床面にやや押しつけるような音(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:ボーカルが近く、その周囲に密集する(petit milady「azurite」、分島花音「world’s end, girl’s londo」でテスト)
[パーカッション・リズム]:ドラム優位だが、ハイハットもきれいに出るので疾走感もよく出る(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)
[ボーカル傾向]:ボーカルは肉厚でつややか。暗くならない。

 

【3】官能性

 Rie fu「One-Bite」の密度の高く、精彩に満ちた表現はちょっと驚く。情感に満ちたストリングス、熱量を加えながらリズムを刻むドラム、尖らず瑞々しさを失わないボーカル。豊かな表現には舌を巻いた。

 今井麻美「朝焼けのスターマイン」も同様に煌めき感と潤いに満ちている。優しいボーカルはかすれずに瑞々しいぬくもりに満ちていて、息遣いもそこそこ出る。何より滑らかで伸びやか。疾走感のあるパーカッション、味わいのあるギター音も素敵だ。

 鹿乃「ディアブレイブ」もボーカルの精彩感が素晴らしい。ギターをはじめ楽器たちがボーカルの周囲に豊かな音場を作る。音同士が混ざってガチャガチャするところはなく、きれいに聴ける。

 Claris「CLICK」もリズムビートが重たくなりすぎず軽快だが肉厚。ボーカルの声色は暖色が維持されていて潤いもある。のびやかで突き抜け感もある。緻密な音場は細かく出過ぎない。アンチエイリアスがかかっているようになめらかだ。全体として聴きやすく、迫力も感じられる良好な味付け。

 

【4】総評

 これはおすすめ。同価格帯の有線イヤホンとしてはトップレベルで万能に近い表現力、低音量高音量どちらでも荒れない音像。とくに低音量でも音の像が比較的はっきりしているのは通学や通勤時の利用など周囲に配慮しなければいけない場面で助かる。なめらかで抜けのよい、しかも密度のあるサウンドはこの価格帯ではかなり満足できるはずだ。

MUCHER MS-KD8

 

MUCHER カナルイヤホン セミオープン 金属製 マイク付きヘッドホン  リモコン付き 通話 シルバー MS-KD8

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【ワイヤレススピーカー EC Technology S1021001 レビュー】のびやかな高域のなめらかと艶やかさが魅力的なワイヤレススピーカー

EC Technology S1021001

Bluetooth スピーカー EC Technology ワイヤレススピーカー 12-15時間連続使用 アルミニウム合金素材 高音質 ミニポータブルスピーカースペースグレー

 

おすすめ度((おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。))

EC Technology S1021001

ASIN

B01HGD1WGY

 アルミ筐体のシンプルで洗練されたデザインが特徴のワイヤレススピーカー。aptXには対応しない。

 通信性能的にはペアリング当初は安定しなかったが、使用中に安定し、遅延はほとんどない。口パク感も少なく、動画鑑賞も問題ない。途絶は時々ブツっと長めに入ることがある。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品は充電用USBケーブル、AUXケーブル、日本語含む多言語マニュアル。

 ドライバーは1つだが、サブウーファーを搭載しているので1.1chといったところか。

EC Technology S1021001EC Technology S1021001

 

【2】音質

 音は高域に滑らかさがあるが、低域はややドライなドンシャリ風味。ボーカルがのびやかでなめらかに出る一方、パーカッションは若干砂っぽい味付けになっている。ボーカル中心に味わいやすく、動画鑑賞にも向く。

 

[高音]:なめらかでのびやか。つややかさのある音(分島花音「RIGHT LIGHT RISE」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:中域くらいから少しドライになる。緻密さは感じる。

[低音]:100hz~70hzまでかなり強い振動。MicroUSBケーブルのジャックから風が吹き出すほど強い。60hz以降は落差を感じるほど沈む。低域ドラムは破裂音が強く、かなり空気を震わす感じのある爆発系の音(分島花音「killy killy JOKER」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:ボーカル中心でボーカル周りに集まる感じがある(petit milady「azurite」、分島花音「world’s end, girl’s londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:躍動的で疾走感高めの色合い。どちらかというと軽妙な味付け(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:低域から中域付近まではドライさが目立つが、高域はつややかさがある。

 

【3】官能性

  鹿乃「ディアブレイブ」はボーカル中心。なめらかで温度感のある温和な声が楽しめる。高域に行くほど艶やかさが出るので、サビ付近での突き抜け感も比較的きれいに楽しめる。息遣いもよく出ていて、表現は悪くない。

 早見沙織&東山奈央「Hello Alone」は抜けがよく、ハキハキとした味わい。緻密さもほどよく出ている。だが、何よりもボーカルが高域でつややかでサビでのもつれあうデュエットが綺麗で楽しい。リズミックで明るい元気な色彩になっている。

 Lia「Bravely You」はリズム感に熱量をほどよく加えるドラムが楽しい。のびやかさのあるボーカルはサビでののびやかさもきれいに出て、刺さる感じはなくきれいにコシがある突き抜け感。

 やなぎなぎ「ユキトキ」は左右の方向感はやや狭いが、かわりに軽快で熱量のあるドラムとのびやかで息遣いもよく出るボーカルに精彩感があり、きらきらしながらも温もりのある声色が楽しめる。

 

【4】総評

 通信性能的にときどき大きめの途絶があるのだけ気になるが、遅延はほぼなく動画も楽しめる。パワフルさを感じる音だが、低域を鳴らしすぎたり尖った形で音が出たりといった臭い味付けがなく、とくに高域で自然なのびやかさと突き抜けが感じられるのが特徴。音は小型スピーカーのせいか少し窮屈で軽めの音だが、その中でボーカルは精彩感があり、なかなか楽しめる。価格帯的には2ドライバーのものを選べるので、空間表現などでは分が悪いが、1ドライバーのスピーカーの中では高域がとくになめらかできれいだ。

EC Technology S1021001

 

Bluetooth スピーカー EC Technology ワイヤレススピーカー 12-15時間連続使用 アルミニウム合金素材 高音質 ミニポータブルスピーカースペースグレー

【ハイレゾ対応ヘッドホン Panasonic RP-HD10 レビュー】なめらかで上品な音。尖りや刺さりとは無縁のマイルドサウンド

Panasonic RP-HD10

パナソニック 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 ブラック RP-HD10-K

 

おすすめ度((おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。))

Panasonic RP-HD10

ASIN

B00O1NUDUO

 Panasonicのハイレゾヘッドホン。大きめのイヤーマフは柔らかいが、やや蒸れやすい。遮音性は普通で音漏れもそこそこ大きめ。大音量時は首掛け可能。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はキャリングケース、コードアダプタ。標準付属のコードは少しタッチノイズがある。

Panasonic RP-HD10

 

【2】音質

 全体的になめらかでのびやかな音を奏で、自然な味わいの広がりがある。張り出しが強かったり低域が強かったりというような圧迫感がなく、少しだけ離れた位置から音を感じる、全体像が分かりやすく聞きやすい感じである。

 

[高音]:自然な息遣いで暖色系。自然な突き抜け感で尖りがなく、全体的にマイルド(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:やや奥面からボーカルを囲む印象。

[低音]:100hz~20hzまで自然に減衰する。やや下方向に鳴るおだやかな音(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:張り出しはそれほどでもなく、ほどよい空間性がある(petit milady「azurite」、分島花音「world’s end, girl’s londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:優しく穏やか。粒感はあるが、アタック感はそこそこ(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:なめらかでつやっとした声色だが、息遣いもよく出る。

 

【3】官能性

 奥華子「桜並木」はボーカルに刺さるところがなく、つややか。のびやかさもある。ギターの精彩感は控えめ。少し広めに感じる空間性。抜けがよく、とめはらいのしっかりしたお手本の習字のような味付け。

 mihimaru GT「ツヨクツヨク」。ドラムは重たくなりすぎず、軽快な躍動感がある。ほどよい迫力もあるが、距離感が維持されているので圧迫感はない。全体的になめらかな印象。

 Claris「ルミナス」は滑りのよいマイルドなサウンドに仕上がっている。音に鮮やかさを感じるが、ギラギラしたところはなく、つややかな感じの音で聞きやすい。スムーズな印象。ボーカルものびやかでなめらか。突っかかりがなく、緻密な音もきれいに楽しめる。

 山崎あおい「夏海」はボーカルの温度感と息遣いを両立させている。かすれることなくきれいでのびやか。ギターの音も自然で強くつま弾くところはない。全体的になめらかで自然な味わい。

 

【4】総評

 全体的にマイルドで聞きやすく、しかも迫力があって圧迫感がないうえ、低音から高音まで比較的フラットに鳴らしてくれるので、万能で器用なヘッドホンという印象だ。スライド構造などでこだわったという付け心地もなかなか良好で、やや蒸れやすいのを除けば装着感に文句のつけようがない。家でリラックスして音楽を聴きたい人にお勧めだ。

Panasonic RP-HD10

 

パナソニック 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 ブラック RP-HD10-K

【ワイヤレスイヤホン MyArmor 56S レビュー】全般的にレベルの高い、良い意味での優等生ワイヤレスイヤホン。コスパ文句なし!

MyArmor 56S

MyArmor Bluetooth 4.1 ワイヤレス イヤホン ステレオ ヘッドセット 耳掛け式 aptxコーデック マイク内臓/ハンズフリー通話可能 ノイズキャンセリング 防水/防汗 スポーツイヤホン 日本語説明書付(ブラック)

 

おすすめ度((おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。))

MyArmor 56S

ASIN

B01HHWW0ME

 差し込まれるイヤーピースとイヤーフックが装着感を高めているワイヤレスイヤホン。

 aptXには対応しない。遅延はほぼない。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル。細身の平形ケーブルにタッチノイズはほとんどない。

MyArmor 56S

 

【2】音質

 全体的に音量と精彩感があり、尖りも少ない迫力のある音が特徴。それほど近くはないが、比較的左右の張り出しもある。ボーカルが近めでボーカル中心に楽しめる。低域もそこそこ躍動的で存在感があり、全体像としてはフラットに近い。

 

[高音]:なめらかな音で刺さりとは無縁なマイルドな音(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:ほどよく量感もあり、広さもほどよい中域。鮮やかさもそこそこあって情感も感じる。全体的に視界良好でクリア。

[低音]:100hz~30hzまで芯のあるきれいなブーミーサウンド(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:ボーカルが手前にいる後ろに楽器の音場が作られる。左右の張り出しも少しある(petit milady「azurite」、分島花音「world’s end, girl’s londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:粒感のある刻みのよい音。アタック感はそこそこ(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:低域から高域までなめらかでのびやか。比較的良質。

 

【3】官能性

 Lia「Bravely You」はサビでどんどん高まるボーカルにきれいに追随して、刺さるところなくきれいに仕上げるのには感心した。全体的に密度とリズム感もあり、なかなかの表現力。

 Rie fu「For You」も息遣いが強く刺さりやすいボーカルだが、こちらもシャープさを維持しながらうまく処理している。不快に思う場面はほぼなく、きれいに曲の展開を楽しめ没入できる。

 鈴木このみ「DAYS of DASH」は勢いのあるボーカルとメロディーがうまく出ている。ドラムの重さと躍動感が気持ちよく、爽快さのある弾け方。疾走感もあり、ボーカルの突き抜け感もよい。高級機種に比べるとやや軽っぽくはあるが、この価格帯なら実力は高めと言える。

 今井麻美「朝焼けのスターマイン」ものびやかできれい。弾むドラムが作る元気な音場にきらめき感のある楽器音が踊る。ボーカルは温度感もあるが透明感もうまくでていて、爽やかな味わい。

 

【4】総評

 素直に実力高め。音が荒れる場面はなく、遅延もほとんどない安定の通信性能。密度と量感、ボーカルの精彩感。価格帯のワイヤレスイヤホンの中では全般的に水準以上で飛び抜けてはいないが、不満点はない。とくにaptX対応機種でないスマホやタブレット用には福音に近い作り込みだろう。

MyArmor 56S

 

MyArmor Bluetooth 4.1 ワイヤレス イヤホン ステレオ ヘッドセット 耳掛け式 aptxコーデック マイク内臓/ハンズフリー通話可能 ノイズキャンセリング 防水/防汗 スポーツイヤホン 日本語説明書付(ブラック)

【カナル型イヤホン OKCSC JY Headphone DD3 レビュー】キラキラ感と抜けの良さは魅力だが、高域はやや暗い。ケーブル着脱式なのはうれしい

OKCSC JY Headphone DD3

OKCSC DD3 イヤホン カナル ヘッドホン ヘッドセット ハイブリッド 1BA+1D 密閉型 MMCX リケーブル 耳掛け型 スポーツ ランキング ステレオ Hifi 高音質 マイク内蔵 レッド

 

おすすめ度((おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。))

OKCSC JY Headphone DD3

ASIN

B01H6Q34PI

 リケーブル可能なカナル型イヤホン。遮音性はそこそこ。音漏れは普通。この価格でリケーブル可能なのは地味にうれしい。このあたりは使い捨てになりやすい価格帯だが、捨てる理由の第一はケーブルの断線。ケーブルを変えるだけで長く使えるようになるのはうれしい。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はキャリイングケースとイヤーピースの替えが付属する。細めのケーブルはタッチノイズはほぼない。

OKCSC JY Headphone DD3

 

【2】音質

 キラキラ感とシャリ感が強めで輝きと軽快さが強調された味付け。ブライトネスとシャープネスが強めで、曲によっては音の端で音割れする場面もある。メリハリと抜けがよく、音の動きに機敏さがあるのも気持ちよい。

 

[高音]:やや粗いところもあるが、のびやかで突き抜け感もそこそこ(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:抜けがよく広さを感じられる。
[低音]:厚みがある音で80hz~60hzがとくにブーミーで70hzにピーク。ドラムは床面を弾くような音(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:広さを感じる。張り出しはそれほどでもなく、やや奥まった位置から聞こえる(petit milady「azurite」、分島花音「world’s end, girl’s londo」でテスト)
[パーカッション・リズム]:キレはそこそこ良く、爆発力もある(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)
[ボーカル傾向]:ボーカルはややドライ。

 

【3】官能性

 早見沙織&東山奈央「Hello Alone」は声色がやや暗く、粒が粗いドライな音だが、のびやかさはある。若干暗め。一方で楽器音はキラキラしていて抜けもよく、背景のほうが明るく感じる。解像度はそこそこあり、ガチャガチャしない。

 春奈るな「Overfly」はリズム感が良好。ドラムは重く鳴りすぎずにほどよく熱量を加える。ボーカルはやや暗めで突き抜け感に乏しく、サビではこの曲の魅力である解放感がやや薄い。

 山崎あおい「花火のあと」はギターのつま弾き音に精彩があり、弦楽音ものびやか。ボーカルとの距離感もよく、厚みもあり情感を感じる。ボーカルは若干暗めだが、息遣いがほどよく出ている。全体として暖色。

 Riefu「For You」はボーカルの声色も含めて全体的にサ行が強く出て刺さりやすい。もともとシャープネスとブライトネスが高めの曲だが、その傾向が強められている。ボーカルは若干のびやかさやコシが足りない気がするが、概ね良好。

 

【4】総評

 軽妙でスカッとした音を目指したコンセプトを感じる。ただ高域がやや暗く乾いて出がちなところは若干残念で、女性ボーカルは全体的にサビがいまいち抜けきらない。一方で中域が広く、ほどよく緻密さもある音場は魅力的。

OKCSC JY Headphone DD3

 

OKCSC ハイブリッドイヤホン ダイナミック 耳掛け型 HIFI高音質 DIY式 音楽専用 マイク無し(RED)

【ワイヤレスイヤホン Visenta MX-3 レビュー】ボーカル中心に味わえる。ワイヤレスイヤホンの中では廉価でコスパは高め。

Visenta MX-3

Visenta (ビセンタ) Bluetooth イヤホン 耳掛け式 世界最軽量 超軽量16g 防水防滴 スポーツ仕様 ワイヤレス イヤホン ノイズキャンセリング機能 マイク付き MX-3 ブラック

 

おすすめ度((おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。))

Visenta MX-3

ASIN

B01B7MVE0E

 イヤーフックつきで装着感は良好。遮音性はそれほどでもない。音漏れはやや目立つ。

 通信遅延はそれほどないが、若干遅れる。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル。平形ケーブルのタッチノイズはやや目立つ。

Visenta MX-3

 

【2】音質

 シャープネスがやや強め。シンバルやギター、ボーカルのエッジがややきつめに出るので、尖りが苦手な人は注意。中域は奥まる表現になるので、広さは感じられるが密度感はそれほどない。ボーカルだけが近く感じやすいので、ボーカル中心に楽しみたい人向け。

 

[高音]:尖りがきついシャリサウンド(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:左右が近めに張り出すが同時に尖りもきつめに感じる。

[低音]:ブーミーな厚みのある音。100hz~20hzくらいまできれに減衰。ドラムはもっさり気味に出る(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:左右とボーカルが近く、それ以外がやや奥まる(petit milady「azurite」、分島花音「world’s end, girl’s londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:アタック感そこそこで弾けも強くなく、バランスといったところ(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ややシャープネス強めで突き抜け感はある。

 

【3】官能性

 分島花音「RIGHT LIGHT RISE」はやや金管音の刺さりが気になる。ボーカルは温度感もほどよくあり、精彩は悪くない。楽器の鳴り方がややガチャガチャしているところがある。

 鹿乃「ディアブレイブ」はボーカルの表現は丁寧。楽器音も張り出しよく囲み込むので、この曲の表現は良質な部類に思う。尖りの少ないボーカルなのでシャープネス強めの味付けもそれほど気にならない。

 UVERWorld「シークレット」はサビで若干ガチャガチャしたところがあるが、ボーカルと左右の張り出す音に精彩があり、ドラムの表現も悪くない。比較的楽しめる。セクシーな色合いはよく出ている。

 AKINO with bless4「エクストラ・マジック・アワー」はガチャガチャしたところがあり、ボーカルもやや刺さるので好みを大きく分けそうだ。メリハリはそれほど強くなく、この曲の持ち味であるキレのよさは少し減ってやわらかめ。

 

【4】総評

 ボーカルに精彩があるが、シャープネスが強めなのでやわらかい声色の曲でないと耳に刺さる場面も多いかも知れない。左右の張り出しとボーカルが中心の表現で曲のアウトラインはわかりやすい。装着感のよさも評価できる。廉価で手に入れやすいので、入門用としておすすめできる。

Visenta MX-3

 

Visenta (ビセンタ) Bluetooth イヤホン 耳掛け式 世界最軽量 超軽量16g 防水防滴 スポーツ仕様 ワイヤレス イヤホン ノイズキャンセリング機能 マイク付き MX-3 ブラック

【ハイレゾカナル型イヤホン audio-technica ATH-CKR100 レビュー】真実の音とは何か。高級機の表現はどこを目指すべきか。哲学的な問いを感じるイヤホン

audio-technica ATH-CKR100

オーディオテクニカ Sound Reality ATH-CKR100

 

おすすめ度((おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。))

 

audio-technica ATH-CKR100

ASIN

B01GO3IZ5S

 高級機とは思えないシンプルでなめらかな外観のカナル型イヤホン。遮音性は良いが、音漏れはやや目立つ。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、キャリングケース。リケーブル可能。デフォルトのケーブルもタッチノイズはほぼない。

audio-technica ATH-CKR100

 

【2】音質

 真実の音を目指したモデルであるが、実際独特の空気感というか、空間に溶け込む音の鳴り方をする。抜けがよい。独特の、パワーをあえて抑えて表現を追求しているような、大人びた鳴り方をする。尖りや音割れとは無縁。

 

[高音]:ややかすれるが、抜けは良い。このかすれも空気感といったほうがよい感じの良質なもの(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:やや狭い。鮮やかさはそこそこでやはり空間に溶け込むような音。

[低音]:100hz~30hzまできれいに減衰する。おとなしめ(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:音のそれぞれを丁寧に描き分けており、空間の雰囲気は良く出る(petit milady「azurite」、分島花音「world’s end, girl’s londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:軽めだが、疾走感は強くなく大人びている。アタック感は強くない(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ボーカルはややおとなしめで明瞭感は強くなく、自然に溶け込んでいるような鳴り方。

 

【3】官能性

 JOY「アイオライト」は疾走感強めだが、ボーカルは少し暗く感じる。かなり大人びた落ち着いた雰囲気でギターの絡みもやや抑えた表現で落ち着いた雰囲気。

 nano.RIPE「ルーペ」でもボーカルは大人びた印象を受ける。落ち着いた自然な伸びやかさと鮮やかがある声。楽器音はやや奥まり、ドラムも弾け気味だが衝撃は強くなく、優しくリズムを刻む。全体的にしっとりした雰囲気。

 鹿乃「Stella-rium」はパーカッションに軽快さがある。ボーカルは自然な温度感とのびやかをもっていて、メリハリもそこそこ。音は少し密集していて密度高めに思うが、ガチャガチャするところはなく、聞きやすい。解像度の高さを窺わせる。

 「響け!ユーフォニウム」劇中曲「三日月の舞」は若干ジャズ的な色合いを感じる。金管音は自然で強く吹き鳴らさず、厚みを感じさせる。なめらかでそれぞれの楽器音が混ざらず、刺さる場面はない。ソロ部分は鮮烈さが抑え気味でやや情感が足りない気もするが、しっとりとした落ち着きがある。

 

【4】総評

 独特の上品な音の鳴り方にこだわりを感じるイヤホン。リアリティーというものはおそらく「空気感」なのだろう、音をただきれいに聞かせるのではなく、音のある空間と一体的に聞かせようという意図を感じる。そういった意味で同価格帯のSONYのイヤホンが目指している個々の音の鮮明さと自然な表現から全体を作り上げるといったミクロな視点からのアプローチとは違う、トータルとしての表現でマクロから仕上げたような印象を受ける。そのため音の精彩度という面では必ずしもパフォーマンスはよくないが、全体的な表現力という面では明らかに一つの一体的な音場を作り上げているという意味で良質なイヤホンだ。

 これは意欲的な試みではある。このイヤホンは確かに、上位機種ならではの音とは何かを問いかけている。

audio-technica ATH-CKR100

 

オーディオテクニカ ハイレゾ対応カナルイヤホンaudio-technica Sound Reality ATH-CKR100