【カナル型イヤホン AudioMX EM-B3 レビュー】量感はたっぷり。情感は少し物足りなく感じるが、全体としてなめらかで聴きやすい音

AudioMX EM-B3

AudioMX カナル型イヤホン 超軽量 3.5mm プラグ デュアルダイナミックドライバ マイク付き (黒)

 

おすすめ度((おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。))

AudioMX EM-B3

ASIN

B01H6G0G2C

 独特の耳にフィットする形のハウジングが特徴のカナル型イヤホン。遮音性は普通で、音漏れはかすかに聞こえる。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はキャリイングケースとイヤーピースの替えが付属する。細めのケーブルのタッチノイズは少し。

AudioMX EM-B3

 

【2】音質

 量感があり、比較的広さと密度のバランスも良く感じられる。全体的にフラットでバランスも良い印象。ぎらつく感じや尖る感じは少なく、全体的になめらかさとのびやかさが素直に出やすく、聴きやすい。

 

[高音]:なめらかでのびやか。突き抜け感もほどほど出る(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:抜けは良く広さも感じられるが、ほどよく密度もあり、弱々しくならない。ただ音の精彩感はあまりなく、情感はあまり出ない。
[低音]:厚みがある音で80hz~60hzがとくにブーミーで70hzにピーク。ドラムは床面を弾くような音(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:奥行きは比較的良く感じられる(petit milady「azurite」、分島花音「world’s end, girl’s londo」でテスト)
[パーカッション・リズム]:アタック感もあり、弾みも良く元気な音(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)
[ボーカル傾向]:のびやかでなめらか。高域でも衰えず、聴きやすい。

 

【3】官能性

 ハート♡インベーダー「好感Win-Win無条件」はほどよく広さと緻密さのある空間をドラムが躍動的に演出し、ボーカルがなめらかにのびやかにはねる。突き抜け感はほどほどなので、明るく高くのびあがる感じはないが、元気な色合い。

 原田ひとみ「Anicca」はボーカルにほどほど力強さがある。突き抜け感は強く出ないので上下の振れ幅はそれほどなく、ボーカルの中毒性は落ち着いているが、密度と量感は悪くない。

 山崎あおい「花火のあと」はボーカルの息遣いもやや感じられ、のびやかでスムーズに聞こえる。ギター音はそれほど精彩が強くなく、キラキラ感や情感は抑えられている。

 奥華子「夕立」は全体的に落ち着いている。突如雷鳴を伴って強く降る夕立の迫力はそれほどなく、後半の夕立が去った後の鮮やかな情景を表現した場面へのつながりもやや起伏に乏しく、どちらかというとボーカル中心であっさり味。

 

【4】総評

 情感の表現がかなり抑えられているが、ボーカルは聴きやすく量感も感じられるので悪くない。尖りやぎらつきとも無縁で全体的になめらかで聴きやすい印象。ただあっさりしすぎているという印象を感じやすいのも事実で、その点が好みを分けそうだ。

AudioMX EM-B3

 

AudioMX カナル型 マイク付き耐水イヤホン 黒 EM-B3

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