【ワイヤレスイヤホン Visenta MX-3 レビュー】ボーカル中心に味わえる。ワイヤレスイヤホンの中では廉価でコスパは高め。

Visenta (ビセンタ) Bluetooth イヤホン 耳掛け式 世界最軽量 超軽量16g 防水防滴 スポーツ仕様 ワイヤレス イヤホン ノイズキャンセリング機能 マイク付き MX-3 ブラック

 

 イヤーフックつきで装着感は良好。遮音性はそれほどでもない。音漏れはやや目立つ。

 通信遅延はそれほどないが、若干遅れる。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル。平形ケーブルのタッチノイズはやや目立つ。

 

【2】音質

 シャープネスがやや強め。シンバルやギター、ボーカルのエッジがややきつめに出るので、尖りが苦手な人は注意。中域は奥まる表現になるので、広さは感じられるが密度感はそれほどない。ボーカルだけが近く感じやすいので、ボーカル中心に楽しみたい人向け。

 

[高音]:尖りがきついシャリサウンド(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:左右が近めに張り出すが同時に尖りもきつめに感じる。

[低音]:ブーミーな厚みのある音。100hz~20hzくらいまできれに減衰。ドラムはもっさり気味に出る(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:左右とボーカルが近く、それ以外がやや奥まる(petit milady「azurite」、分島花音「world’s end, girl’s londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:アタック感そこそこで弾けも強くなく、バランスといったところ(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ややシャープネス強めで突き抜け感はある。

 

【3】官能性

 分島花音「RIGHT LIGHT RISE」はやや金管音の刺さりが気になる。ボーカルは温度感もほどよくあり、精彩は悪くない。楽器の鳴り方がややガチャガチャしているところがある。

 鹿乃「ディアブレイブ」はボーカルの表現は丁寧。楽器音も張り出しよく囲み込むので、この曲の表現は良質な部類に思う。尖りの少ないボーカルなのでシャープネス強めの味付けもそれほど気にならない。

 UVERWorld「シークレット」はサビで若干ガチャガチャしたところがあるが、ボーカルと左右の張り出す音に精彩があり、ドラムの表現も悪くない。比較的楽しめる。セクシーな色合いはよく出ている。

 AKINO with bless4「エクストラ・マジック・アワー」はガチャガチャしたところがあり、ボーカルもやや刺さるので好みを大きく分けそうだ。メリハリはそれほど強くなく、この曲の持ち味であるキレのよさは少し減ってやわらかめ。

 

【4】総評

 ボーカルに精彩があるが、シャープネスが強めなのでやわらかい声色の曲でないと耳に刺さる場面も多いかも知れない。左右の張り出しとボーカルが中心の表現で曲のアウトラインはわかりやすい。装着感のよさも評価できる。廉価で手に入れやすいので、入門用としておすすめできる。

 

Visenta (ビセンタ) Bluetooth イヤホン 耳掛け式 世界最軽量 超軽量16g 防水防滴 スポーツ仕様 ワイヤレス イヤホン ノイズキャンセリング機能 マイク付き MX-3 ブラック

 


【ワイヤレスイヤホン Visenta MX-3 レビュー】ボーカル中心に味わえる。ワイヤレスイヤホンの中では廉価でコスパは高め。

【ハイレゾカナル型イヤホン audio-technica ATH-CKR100 レビュー】真実の音とは何か。高級機の表現はどこを目指すべきか。哲学的な問いを感じるイヤホン

オーディオテクニカ ハイレゾ対応カナルイヤホンaudio-technica Sound Reality ATH-CKR100

 

 高級機とは思えないシンプルでなめらかな外観のカナル型イヤホン。遮音性は良いが、音漏れはやや目立つ。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、キャリングケース。リケーブル可能。デフォルトのケーブルもタッチノイズはほぼない。

 

【2】音質

 真実の音を目指したモデルであるが、実際独特の空気感というか、空間に溶け込む音の鳴り方をする。抜けがよい。独特の、パワーをあえて抑えて表現を追求しているような、大人びた鳴り方をする。尖りや音割れとは無縁。

 

[高音]:ややかすれるが、抜けは良い。このかすれも空気感といったほうがよい感じの良質なもの(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:やや狭い。鮮やかさはそこそこでやはり空間に溶け込むような音。

[低音]:100hz~30hzまできれいに減衰する。おとなしめ(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:音のそれぞれを丁寧に描き分けており、空間の雰囲気は良く出る(petit milady「azurite」、分島花音「world’s end, girl’s londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:軽めだが、疾走感は強くなく大人びている。アタック感は強くない(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ボーカルはややおとなしめで明瞭感は強くなく、自然に溶け込んでいるような鳴り方。

 

【3】官能性

 JOY「アイオライト」は疾走感強めだが、ボーカルは少し暗く感じる。かなり大人びた落ち着いた雰囲気でギターの絡みもやや抑えた表現で落ち着いた雰囲気。

 nano.RIPE「ルーペ」でもボーカルは大人びた印象を受ける。落ち着いた自然な伸びやかさと鮮やかがある声。楽器音はやや奥まり、ドラムも弾け気味だが衝撃は強くなく、優しくリズムを刻む。全体的にしっとりした雰囲気。

 鹿乃「Stella-rium」はパーカッションに軽快さがある。ボーカルは自然な温度感とのびやかをもっていて、メリハリもそこそこ。音は少し密集していて密度高めに思うが、ガチャガチャするところはなく、聞きやすい。解像度の高さを窺わせる。

 「響け!ユーフォニウム」劇中曲「三日月の舞」は若干ジャズ的な色合いを感じる。金管音は自然で強く吹き鳴らさず、厚みを感じさせる。なめらかでそれぞれの楽器音が混ざらず、刺さる場面はない。ソロ部分は鮮烈さが抑え気味でやや情感が足りない気もするが、しっとりとした落ち着きがある。

 

【4】総評

 独特の上品な音の鳴り方にこだわりを感じるイヤホン。リアリティーというものはおそらく「空気感」なのだろう、音をただきれいに聞かせるのではなく、音のある空間と一体的に聞かせようという意図を感じる。そういった意味で同価格帯のSONYのイヤホンが目指している個々の音の鮮明さと自然な表現から全体を作り上げるといったミクロな視点からのアプローチとは違う、トータルとしての表現でマクロから仕上げたような印象を受ける。そのため音の精彩度という面では必ずしもパフォーマンスはよくないが、全体的な表現力という面では明らかに一つの一体的な音場を作り上げているという意味で良質なイヤホンだ。

 これは意欲的な試みではある。このイヤホンは確かに、上位機種ならではの音とは何かを問いかけている。

 

オーディオテクニカ ハイレゾ対応カナルイヤホンaudio-technica Sound Reality ATH-CKR100

 


【ハイレゾカナル型イヤホン audio-technica ATH-CKR100 レビュー】真実の音とは何か。高級機の表現はどこを目指すべきか。哲学的な問いを感じるイヤホン

【カナル型イヤホン SONY XBA-A3 レビュー】のびやかさとメリハリを両立させ、抜けもきれいで自然。3つのドライバーがまさに渾然一体となって最高レベルの表現を形作っている

SONY カナル型イヤホン ハイレゾ音源対応 リモコン・マイク付 バランス接続対応 ケーブル着脱式 XBA-A3

 

 やや側面に出っ張るハウジングは好みを分ける装着感。少し重みを感じるかもしれない。ケーブルは着脱可能。遮音性はそれほど高くなく、音漏れも少し目立つ。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、キャリングケース。リケーブル可能。デフォルトのケーブルもタッチノイズは少ない。

 

【2】音質

 バランスドアーマチュア型とダイナミック型のハイブリッドだが、ドライバーの表現の切れ目を感じさせない統一感がある。低域から高域までシームレス。メリハリよくキレのあるサウンドで、スカッとした尖らない抜けも爽快。低域はタイトで若干奥ゆかしい。高域はシャープネスを感じさせながら、自然に伸びて抜ける独特の気品がある。

 

[高音]:自然な抜けとのびやかさのある音。ギラギラしない(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:ピアノの音が空気を振るわせる。ギター音は深みのある味わい。管楽器には艶やかさとほどよい厚みがあって、楽器の材質さえ感じさせる。

[低音]:100hz~30hzまでやや締まった音(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:中域が広く密度もあり、鮮やか。低域は穏やかに床を作る(petit milady「azurite」、分島花音「world’s end, girl’s londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:キレがよく、メリハリのある音(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:自然な味わいがある。息の表現がすばらしく、やわらかく生命的できれいに穏やかに空気に溶け込むように抜ける。息づかいのあたたかみは良質。

 

【3】官能性

 Claris「ルミナス」は全体的に密度とメリハリ、勢いがある。ボーカルの透明だが冷たくならず尖らない生命感のある声色が魅力的だ。迫力と表現のメリハリの両方でバランスがとれていて、しかもレベルが高い。

 歌組雪月花「回レ!雪月花」は緻密さが中毒的。ボーカルに自然な厚みと伸びやかさがあり、リズムのメリハリもよく、展開性を感じる面白みのある味付け。クラブ系のきつめの音も刺さらずきれいに抜けていく。

 nano.RIPE「月花」はドラムはそれほど重くなく、軽快さを感じる。全体的に疾走感強めで、ボーカルも明るく元気、生命的で伸びやか。消失もきれいでサビ付近の急展開もうまくこなしてきれい。レベルの高い明るめの味付け。

 分島花音「world’s end, girl’s rondo」は緻密だが、音がガチャガチャせずなめらか。メリハリ、キレもよく、展開性が明確で中毒的。ボーカルは明るさを失わず、元気で力強く、なによりのびやか。弦楽音も情感と空間に彩りを添え、疾走感も感じられる。

 

【4】総評

 全体的にレベルが高く、明瞭感と生命感の両立した味わいで、これはバランスドアーマチュアとダイナミックのいいとこどりの理想型に近い。何よりシームレスで一体化された表現は、ドライバーどうしの音のつなぎ目、切れ目を感じさせず、空間的にも音階的にも不自然なところはなく、むしろ並のイヤホン以上に自然。キレとのびやかさも両立させており、非常に欲張りで意欲的な製品コンセプトを感じる。

 強豪揃いの同価格帯でも実力派で、価格帯最強クラスの表現力を持っていることは間違いない。

 

SONY カナル型イヤホン ハイレゾ音源対応 リモコン・マイク付 バランス接続対応 ケーブル着脱式 XBA-A3

 


【カナル型イヤホン SONY XBA-A3 レビュー】のびやかさとメリハリを両立させ、抜けもきれいで自然。3つのドライバーがまさに渾然一体となって最高レベルの表現を形作っている

【ゲーミングヘッドセット Bengoo X1 レビュー】もっさりした感じの音。空間の広さはそこそこ感じるが、衝撃音は控えめ

Bengoo 3.5mm ヘッドセット ゲーミングヘッドセット スマートフォンPC/MP3/MP4/携帯電話用「グリーン」

 

 肉抜きされたプラスチックのみというやや簡素なヘッドバンドとややべたつくイヤーマフ。軽量だが価格相応の作りといった外観のゲーミングヘッドセット。

 遮音性はそこそこあるが、音漏れは大きめで首掛けしても聞こえる。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 本体はAUX入出力専用。コードのタッチノイズはない。

 

【2】音質

 耳の端で若干ノイズ感があり、音割れを感じる場面はある。また全体として音質は暗めで重たげな音だ。音楽用としては少し陰鬱に聞こえやすいところがあるが、太めのメロディーが好きなら気に入るかも知れない。

 

[高音]:突き抜け感はなく、天井が近い。かなり暗め(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、petit milady「azurite」でテスト)

[中音]:奥行きはそこそこ感じられ、情感も悪くない。

[低音]:厚ぼったいがぼけたようなぼーっとした音。80hz~60hzが強めで70hzがピーク。ドラムはボンボンといった重たいが、強さのない音。また地鳴り感はほとんどない(分島花音「killy killy JOKER」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:そこそこ奥行きを感じるが、張り出しはそれほど感じず、全体的に奥まって感じられる(petit milady「azurite」、分島花音「world’s end, girl’s londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:全体的にもっさりしている(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:やや太め暗めのボーカル。

 

【3】ゲーミング体験

※このレビューはPCで体験したものです。家庭用ゲーム機では違う傾向になる可能性があります。

 

 「Witcher 3」でのテストではナレーションは聞きやすいものの、効果音に重みがないのが気になった。斬撃音・打撃音がとにかく軽い。オブジェクト音は水や火などはそこそこ精彩があり、造形を感じさせるものの、衝撃系の音はとにかく弱い。激しい戦闘シーンでも聞き疲れしにくい音とも言えるので、長時間プレイ向きと考えれば悪くはない。

 

 ホラーゲームはそこそこ空間が感じられ、反響音・残響音も聞こえるので、閉鎖空間での恐怖感はそこそこ出る。ただ衝撃音に精彩がないところは相変わらず。

 

【4】マイク

 声質は太め。やや暗く感じられるかも知れない。

 

【5】総評

 全体として価格相応程度といった感じ。音質的にはゲーミング向けとしては悪くないが、特段評価すべきところもあまり感じない。装着感も普通。作りのチープさが若干気になるかも知れない。衝撃音が弱いのがゲーミング向けとしては大きく評価を分けそうだ。

 

Bengoo 3.5mm ヘッドセット ゲーミングヘッドセット スマートフォンPC/MP3/MP4/携帯電話用「グリーン」

 


【ゲーミングヘッドセット Bengoo X1 レビュー】もっさりした感じの音。空間の広さはそこそこ感じるが、衝撃音は控えめ

【ワイヤレスイヤホン Picun H9 レビュー】圧倒的量感と密度のある充実空間を作るワイヤレスイヤホン。コスパ最強クラスの作り込み

Bluetooth 4.1スポーツイヤホン Picun 耳掛け式タイプ CVC6.0 防水/防汗 防脱  小型軽量 音量調節機能付き 高音質 ハンズフリー通話Pc/iphone/Samsung/Laptop /インテリジェントテレビなどに対応 H9 (Black/Sliver)

 

 差し込まれるイヤーピースとイヤーフックが装着感を高めているワイヤレスイヤホン。音量が大きめに出て、没入感は高いが、音漏れはやや大きめ。

 aptXには対応しない。遅延はほぼない。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル。細身の平形ケーブルにタッチノイズはほとんどない。

 

【2】音質

 量感と密度のある中域と自然なのびやかさのあるボーカルが魅力的。音に臭みがなく、キラキラした感じなどはなく、アタック感もそれほど強すぎず、キレが鋭いわけでもない。だが、滑らかで自然で聞きやすい音は充実感を得られやすい。価格帯では頭一つ抜けていて、ほとんど文句のつけようがない。

 

[高音]:なめらかな音で刺さりとは無縁なマイルドな音(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:量感があり、密度も感じられ緻密さもほどよく出る。広さはそれほどでもないが、全体的にバランス良く感じられる音。

[低音]:厚みのあるブーミー音。90hz~60hzあたりが非常に厚ぼったい。50hzからはやや沈むが、量感はあり、下方向に厚みを作る。ドラムはとくに熱量高めで弾けが強い(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:全体的にボーカル中心に密度のある感じで頭の周りを囲む感じの音場(petit milady「azurite」、分島花音「world’s end, girl’s londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:アタック感もそこそこあるが強すぎない。それでも音圧があり、はっきりとリズムを作る(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:なめらかで自然な声色でなかなかの聴き応え。

 

【3】官能性

 nano.RIPE「ツマビクヒトリ」は厚みと疾走感を出すパーカッションが楽しい。ボーカルは自然で突き抜け感もあるのびやかさで前へ前へと曲をどんどんリードしていく。それを囲む楽器たちも密度を作ってボーカルの疾走を力強いものにしている。聴き応えあり。

 鹿乃「ディアブレイブ」はイヤホンによってはかすれて聞こえやすいボーカルではあるが、このイヤホンでは自然な温度感の感じられる、艶やかさを失わない瑞々しい声色できれい。楽器音にも全体的に潤いがあり、清涼感のある仕上がりに感じる。

 supercell「My Dearest」は密度と緻密さ、そして刺さらないなめらかさのある音で表現力は高い。また爆発力のあるドラムが生命感も感じさせる。ボーカルも細くならず、潤いのあるのびやかさがあって綺麗。サビでもガチャガチャせずしっかり楽器の音を描き分けて緻密さを感じ、その量感の迫力も圧倒的。

 Claris「CLICK」も緻密と密度のある元気で力強い空間に包まれている。ボーカルにはのびやかさと生命的な丸みがあるが、突き抜け感もある。だが尖らないので耳に痛く刺さる場面がない。厚みのある低域が奏でるブーミーサウンドにも魅力を感じる。

 

【4】総評

 これはおすすめ。aptXに対応しないが、それを感じさせない安定的な通信性能で未対応だからと言って遜色はない。密度と緻密さと量感、この全てが揃っていて、この価格帯では文句なくベストバイに近いワイヤレスイヤホン。とはいえ、この価格帯はaptXに対応した実力派のライバル機が多く、それらを完全に圧倒とはいかないものの、刺さりや歪み、音割れと無縁な良質イヤホンで作り込みの良さを感じさせる。ロック、ポップス、クラブミュージックにとくに妙味を感じる。

 

Bluetooth 4.1スポーツイヤホン Picun 耳掛け式タイプ CVC6.0 防水/防汗 防脱  小型軽量 音量調節機能付き 高音質 ハンズフリー通話Pc/iphone/Samsung/Laptop /インテリジェントテレビなどに対応 H9 (Black/Sliver)

 


【ワイヤレスイヤホン Picun H9 レビュー】圧倒的量感と密度のある充実空間を作るワイヤレスイヤホン。コスパ最強クラスの作り込み

【スタジオマイク TONOR TN421BU レビュー】本格的な性能のスタジオマイクセット。簡易DACも付属しており、ゲーミング向けセットとしても音楽用セットとしても魅力的。コスパよすぎ

Tonor 高音質 コンデンサーマイク マイクスタンド付き 録音 スタジオ放送 ショックマウント付き ブルー TN421BU

 

【この製品のポイント】

  • 1)簡易DAC付きで疑似7.1chサラウンド対応
  • 2)声質は自然に近く、肉厚
  • 3)ボーカルもチャットもOKな万能性
  • 4)スタンドからショックカバーまで揃った付属品
  • 5)AUXとUSB両対応

 

 スポンジマイクカバーからスタンドまで揃った本格的なスタジオマイクセット。マイク本体にボリュームコントロールとエコーコントロールが付いており、ボーカルからナレーション、チャットまで幅広く対応し、カラオケ用としても優秀。さらにうれしい点としては、簡易USBDACが付属しており、疑似7.1chサラウンドに対応するため、音楽用ゲーム用のイヤホンアンプ・スピーカーアンプとして使える。お得すぎるセット。

 

 声質は自然なもので少しだけ明るめ。かなり肉厚で息もきれいに拾うため、マイクかバーなしだと雑音が大きめ。ボーカルは太く力強く拾い、やや暗く感じたらエコーを掛けて調整できる。カラオケ用としても万能で楽しい。

 

 とにかく豪華に一式揃うこと、マイクの性能も悪くないことを考えるとコスパはかなり優秀としか言いようがない。USB・AUX両方で出力できる万能さもポジティブポイント。

 

Tonor 高音質 コンデンサーマイク マイクスタンド付き 録音 スタジオ放送 ショックマウント付き ブルー TN421BU

 


【スタジオマイク Neewer NW-800 レビュー】安めだがほぼ一通り揃ったセット内容。ナレーション、ボーカルともに安定した録音性能がある

【ワイヤレススポーツイヤホン Mixcder Basso レビュー】量感と躍動感と深み、全てが揃った低域。音質的にはコスパ最強クラスなのだが、通信性能の不安定さが全体的に足を引っ張るのが痛い

Mixcder Basso, ワイヤレス イヤホン Bluetooth 4.1 カナル型 ノイズキャンセル スポーツ イヤフォン マイク内蔵 防汗 防滴 【メーカー1年保証】 (グリーン・ブラック)

独特のイヤーフック構造が特徴のスポーツワイヤレスイヤホン。装着感は独特で好き嫌いは分かれそうなところはある。イヤーピースの存在感が感じられ、運動のたびにイヤーフックの存在感も感じる。場合によって少し耳に痛い付け心地に感じることもあるかも知れない。

遮音性は普通で音漏れも少し大きめ。

通信性能的には少し安定しないところがあり、機種によってはペアリングがうまくいかないことがあるかも知れない。aptXには対応しない。遅延はそれほどなく、若干の口パクを感じる程度。まれに途絶もある。

【1】外観・インターフェース・付属品

付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル、キャリングケース。細身のケーブルのタッチノイズはそれほど目立たない。

【2】音質

全体として低域寄りの味付け。弾みもあって地鳴りも強い低域、ほどよく密度と広さのある中域、のびやかで尖らない高域と充実した表現力は素直にレベルが高い。aptXには対応していないのだが、それをハンデと感じさせない量感、情感、熱量に満ちたサウンド。全体的に重厚だが暗さはない。

[高音]:のびやかで突き抜け感もある。若干刺さるところがあるが、尖りすぎない(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:抜けがよく、空間に密度を加えながらも詰め込みすぎない。情感は出にくいが、アタック感は強め。

[低音]:量感のあるブーミーサウンド。100hz~20hzまでしっかりとした振動と厚みを感じることが出来、ベースはかなり存在感が強めに出る。ドラムは地鳴り感が空間を支配するのでかなり圧倒される(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:低域は床面というよりは膜を張って下方向の深みを感じさせる。そのため全体として球面状の空間を感じやすく、上方向にも高め(petit milady「azurite」、分島花音「world’s end, girl’s londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:アタック感良好。低域ドラム優位でキックにハイハットが押されがちではあるが、キレは良く、疾走感も出る(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ややシャープネス強めでサ行は刺さってでやすいが、痛い場面は少なめ。のびやかさと突き抜け感は強め。

【3】官能性

今井麻美「朝焼けのスターマイン」は柔らかめのボーカルが相性抜群。シャープネスが強くなりがちなこのイヤホンではむしろこうした優しい声色のボーカルのほうが素直にのびやかさと突き抜け感を楽しめる。躍動感に満ちた低域ドラムとベースの支えに、メリハリよく展開を助ける中域も楽しい。

 奥華子「変わらないもの」は刺さりやすい曲ではあるが、このイヤホンでは潤い感が失われず、痛い刺さりは案外なかった。ピアノは量感があって繊細さや情感には若干乏しいものの、明瞭にメロディーラインを伝えている。

分島花音「RIGHT LIGHT RISE」は全体的に量感多めの、迫力とキレのあるサウンドで元気よく明るいボーカルをしっかり包み込んで楽器が支える。充実感を得やすい味付けで、アタック感もあってとにかく快活。

ZAQ「絶好調UNLIMITED」も元気いっぱい明るく、リズム感よく突っ走る中毒性高い仕上がり。緻密さも感じられるが、ドラムが元気にリズムを刻むので緻密さに足を取られず大味さも楽しめて爽快。

【4】総評

音質だけ見ればコスパ最強、通信性能だけ見るとひどすぎるの一言。曲を聴いていて、あまりに途絶がひどく、何度イヤホンをぶん投げようと思ったかわからない。だが音質は文句なく素晴らしい。あまりに情緒不安定すぎるその通信性能がネックになっているのがあまりに惜しい。相性の良い機器となら抜群のコスパを発揮できるが、手持ちのBluetooth対応機器はどれも良い結果とはいえず、機器によってはペアリングしてもすぐに接続解除されるなど不安定な挙動が見られて落ち着かない。

Mixcder Basso, ワイヤレス イヤホン Bluetooth 4.1 カナル型 ノイズキャンセル スポーツ イヤフォン マイク内蔵 防汗 防滴 【メーカー1年保証】 (グリーン・ブラック)


 


【ワイヤレススポーツイヤホン Mixcder Basso レビュー】量感と躍動感と深み、全てが揃った低域。音質的にはコスパ最強クラスなのだが、通信性能の不安定さが全体的に足を引っ張るのが痛い